校長室から 「ロウソクの火」
大学のアメリカンフットボールの試合で起きた事件では、スポーツの指導者の在り方を考える契機となりました。
ネットニュースの記事に印象に残るものがありましたので記事の一部を紹介します。
勝利の近道は、「面白さ、楽しさ」伝えること 関学・小野Dのアメフト論が脚光浴びる
https://news.infoseek.co.jp/article/20180528jcast20182329819/ より引用
アメリカンフットボールの悪質タックル問題で被害を受けた関西学院大学アメフト部が開いた会見では、問題そのものへの対応はもとより、小野宏(ひろむ)ディレクターが語った指導者としての心構えにも注目が集まった。
ネットニュースの記事に印象に残るものがありましたので記事の一部を紹介します。
勝利の近道は、「面白さ、楽しさ」伝えること 関学・小野Dのアメフト論が脚光浴びる
https://news.infoseek.co.jp/article/20180528jcast20182329819/ より引用
アメリカンフットボールの悪質タックル問題で被害を受けた関西学院大学アメフト部が開いた会見では、問題そのものへの対応はもとより、小野宏(ひろむ)ディレクターが語った指導者としての心構えにも注目が集まった。
「闘志は勝つことへの意欲だと思いますし、それは外から言われて大きくなるものではないと思っています。自分たちの心の中から内発的に出てくるものが一番大事ですし、それが選手の成長を育てるものです。その一番根源にあるのは、『フットボールが面白い、楽しい』と思える気持ちです。」
「我々がコーチとして一番大事なのは、選手の中に芽生える楽しいという気持ち、これは『ロウソクの火』みたいなもので、吹きすぎると消えてしまいますし、大事に、少しずつ大きくしないといけない。そっと火を大きくするような言葉も大事でしょう。内発的に出てくるものをどう育てるかが、コーチにとって一番難しい仕事だという風に思っています」
この文章を読んだときにすぐに浮かんだのが学校の教育にもあてはまるという思いをもちました。コーチが先生で、選手は児童です。児童の心の中に「ロウソクの火」を灯してそっと大きくするような言葉を掛ける。吹きすぎると消えてしまい、大事に少しずつ大きくしないといけないものです。児童の心の中に、「学校の勉強が面白い、楽しい」と思える気持ち「ロウソクの火」を育てていくのが学校の役割だと感じました。
この文章を読んだときにすぐに浮かんだのが学校の教育にもあてはまるという思いをもちました。コーチが先生で、選手は児童です。児童の心の中に「ロウソクの火」を灯してそっと大きくするような言葉を掛ける。吹きすぎると消えてしまい、大事に少しずつ大きくしないといけないものです。児童の心の中に、「学校の勉強が面白い、楽しい」と思える気持ち「ロウソクの火」を育てていくのが学校の役割だと感じました。