被爆体験者による講話
那須烏山市在住の小松宏生(こまつ ひろみ)さんを講師にお迎えして、貴重な体験談を全校生で聞きました。3年生は直接、1・2年生はリモートで実施しました。
小松さんは、昭和9年生まれの89歳です。11歳の時、広島市で被爆体験をしました。
今回は、そのときの様子を中心にお話をしていただきました。
今年で終戦から78年が経過し、いわゆる戦後生まれの世代が多くなっている今日、戦争の悲惨さをどのように未来へ継承していくかが大きな課題となっています。「薄れる記憶、引き継がなければならない記憶」という課題に、私たちがしっかりと向き合わなければなりません。
本日の講話を通して、生徒一人一人が、歴史の教訓として平和の大切さを伝えるために、どのようなことができるのかを考える機会にしてほしいと思います。
あの悲惨な戦争が二度と繰り返されない、世界における恒久の平和が実現されることを心より願っています。