カテゴリ:報告事項
とちぎっ子学習状況調査結果からその7
「とちぎっ子学習状況調査」の結果等から、学力向上に向けて身に付けると良いと思われる10の学習習慣がわかりました。
ポイントとなる学力向上10の習慣の6つ目は、「ゲーム使用時間は1時間以内」です。
○平日のゲーム使用時間について、教科平均正答率との関連を見ると、すべての学年で、平日のゲーム使用時間が少ない児童生徒の方が、教科平均正答率が高い傾向が見られる。 ○平日のゲーム使用時間が「4時間以上」と回答している児童生徒と「全くしない」と回答している児童生徒の教科平均正答率の差は、小4は13.0ポイント、小5は14.2ポイント、中2は19.0ポイントである。 |
全ての学年で、平日のゲーム使用時間が少ない児童生徒の方が、教科正答率が高い傾向にあります。
特に、ゲームの使用時間が「全くしない」児童生徒の学力が最も高くなっています。
家庭学習時間の確保やテレビゲームが脳に与える影響を考慮するという意味でも、テレビゲーム(コンピュータゲーム、携帯式のゲーム、スマートフォンのゲーム)の使用時間はほどほどに、できるだけ1 時間以内にしましょう。
出典:平成30年度とちぎっ子学習状況調査報告書(平成30年8月栃木県教育委員会)
とちぎっ子学習状況調査結果からその6
「とちぎっ子学習状況調査」の結果等から、学力向上に向けて身に付けると良いと思われる10の学習習慣がわかりました。
ポイントとなる学力向上10の習慣の5つ目は、「メディア視聴時間は1時間以内」です。



<メディア視聴時間1時間未満が学力が高い>
平成25年度 全国学力・学習状況調査 報告書・調査結果資料から、メディア視聴時間と学力の相関について興味深い結果が分かりました。
小学校6年生で、「普段1日当たりどれくらいの時間、テレビやビデオ・DVDを見たり、聞いたりしますか」の質問に対して、「テレビを全く見たり・聞いたりしない児童」より、「1時間より少ない時間視聴する児童」のほうが正答率は高く、1時間以上視聴すると、視聴時間が多くなるにしたがって正答率が下がることが明らかになっています。
家庭学習時間の確保という意味でも、テレビ・ビデオ・DVD などメディアの視聴はほどほどに、できるだけ1 時間以内にするといいようです。
出典:平成30年度とちぎっ子学習状況調査報告書(平成30年8月栃木県教育委員会)
ポイントとなる学力向上10の習慣の5つ目は、「メディア視聴時間は1時間以内」です。
○平日のメディア視聴時間を見ると、「2時間以上」メディアを視聴する割合は、 小4は50.4%、小5は54.3%、中2は46.9%でる。 ○平日に「4時間以上」メディアを視聴する長時間視聴者の割合は、小4は16.2%、 小5は16.1%、中2は10.3%である。 |
<メディア視聴時間1時間未満が学力が高い>
平成25年度 全国学力・学習状況調査 報告書・調査結果資料から、メディア視聴時間と学力の相関について興味深い結果が分かりました。
小学校6年生で、「普段1日当たりどれくらいの時間、テレビやビデオ・DVDを見たり、聞いたりしますか」の質問に対して、「テレビを全く見たり・聞いたりしない児童」より、「1時間より少ない時間視聴する児童」のほうが正答率は高く、1時間以上視聴すると、視聴時間が多くなるにしたがって正答率が下がることが明らかになっています。
家庭学習時間の確保という意味でも、テレビ・ビデオ・DVD などメディアの視聴はほどほどに、できるだけ1 時間以内にするといいようです。
出典:平成30年度とちぎっ子学習状況調査報告書(平成30年8月栃木県教育委員会)
とちぎっ子学習状況調査結果からその5
「とちぎっ子学習状況調査」の結果から、平均正答率と児童質問紙の回答のいくつかに相関関係があることがわかりました。
ポイントとなる学力向上10の習慣の4つ目は、「自分ひとりの力で課題を解決しようとしている」です。


○「できるだけ自分ひとりの力で課題を解決しようとしている」について学力との関連を見ると、肯定的な回答をしている児童生徒の方が、教科正答率が高い傾向が見られます。 |
学ぶ意欲の源の一つに、「賢くなりたい」「できるようになりたい」という「有能さへの欲求」があります。
「有能差への欲求」から、「むずかしいことに挑戦しよう」(挑戦行動)や「自分からやってみよう」(自発学習)など様々な「学習行動」として表出します。
そして、学習の過程で「有能感」や「充実感」などを感じることでさらに学ぶ意欲が高まっていきます。さらに、次の「賢くなりたい」「できるようになりたい」という新たな「有能差への欲求」が生まれ学ぶ意欲が高まるサイクルが生まれます。
むずかしい問題に出会ったときに、「むずかしいことに挑戦しよう」(挑戦行動)や「自分からやってみよう」(自発学習)という気持ちが大切です。
なにごとにもあきらめないでねばり強く取り組みましょう。
出典:平成30年度とちぎっ子学習状況調査報告書(平成30年8月栃木県教育委員会)
とちぎっ子学習状況調査結果からその4
「とちぎっ子学習状況調査」の結果から、平均正答率と児童質問紙の回答のいくつかに相関関係があることがわかりました。
ポイントとなる学力向上10の習慣の3つ目は、「ふしぎだな」「なぜだろう」と感じることです。


ポイントとなる学力向上10の習慣の3つ目は、「ふしぎだな」「なぜだろう」と感じることです。
○「勉強していて『ふしぎだな』『なぜだろう』と感じることがある」について学力との関連を見ると、学習に対して関心が高い児童生徒の方が、教科正答率が高い傾向が見られます。 |
学ぶ意欲の源は、「知的好奇心」『ふしぎだな』『なぜだろう』という「欲求・動機」です。
「欲求・動機」は、様々な「学習行動」として表出します。
例えば、「調べてみよう」「探してみよう」などの情報を収集する行動です。
そして、学習の過程で「おもしろさ」「楽しさ」などを感じることでさらに学ぶ意欲が高まっていきます。
さらに次の「もっと知りたい」という新たな「欲求・動機」が生まれ学ぶ意欲が高まるサイクルが生まれます。
小学校の学習では、『ふしぎだな』『なぜだろう』という知的好奇心がスタートです。
身の回りにある『ふしぎだな』『なぜだろう』を見つけて勉強してみましょう。
出典:平成30年度とちぎっ子学習状況調査報告書(平成30年8月栃木県教育委員会)
「欲求・動機」は、様々な「学習行動」として表出します。
例えば、「調べてみよう」「探してみよう」などの情報を収集する行動です。
そして、学習の過程で「おもしろさ」「楽しさ」などを感じることでさらに学ぶ意欲が高まっていきます。
さらに次の「もっと知りたい」という新たな「欲求・動機」が生まれ学ぶ意欲が高まるサイクルが生まれます。
小学校の学習では、『ふしぎだな』『なぜだろう』という知的好奇心がスタートです。
身の回りにある『ふしぎだな』『なぜだろう』を見つけて勉強してみましょう。
出典:平成30年度とちぎっ子学習状況調査報告書(平成30年8月栃木県教育委員会)
とちぎっ子学習状況調査結果からその3
とちぎっ子学習状況調査の児童質問紙の集計結果より、シリーズの第3弾は、「家庭学習の時間」です。


家庭学習の時間について烏山小学校では、1・2年生は20~30分、3・4年生は40~50分、5・6年生は60~70分を目安にしています。
児童に配布した家庭学習の進め方をいつも見えるところにおいて家庭学習をがんばりましょう。
出典:平成30年度とちぎっ子学習状況調査報告書(平成30年8月栃木県教育委員会)
○平日の学習時間のグラフから、「1時間以上」学習をする割合は、小4が49.4%、小5が 59.7%、中2が73.8%で、学年が上がるにしたがって高くなっています。 ○平日に学習を「全くしない」割合は、全ての学年で3%を下回っています。 ○休日の学習時間を見ると、「2時間以上」学習をする割合は、小4が22.7%、小5は23.2%とほぼ同程度ですが、中2は46.7%で、小学生の2倍以上です。 ○休日の学習時間も学年が上がるにしたがって学習時間が長くなる傾向が見られます。 |
児童に配布した家庭学習の進め方をいつも見えるところにおいて家庭学習をがんばりましょう。
出典:平成30年度とちぎっ子学習状況調査報告書(平成30年8月栃木県教育委員会)