日誌

2018年7月の記事一覧

お知らせ 校長室から 昼休みの外遊びを中止しました

本日は気温が上昇し、昼休みの外遊びは中止としました。
室内で静かに過ごすようにしました。
1階の校長室前廊下の気温は32度でした。
校庭の中央で計測した所12時現在で36.5度(地表から1mの高さ)でした。
子どもたちの顔の高さの気温が体温とほぼ同じくらいになったため、外での運動は危険と判断し中止としました。
夏休みに入っても同様の高温が続くと予報が出ています。
家での外遊びについてもご注意いただければと思います。
 

ノート・レポート 校長室から 保護者アンケートについて回答

保護者の皆様にご記入いただいた「烏山小学校の教育を充実させるための意見」について回答いたします。全体に関わるものについて”校長室から"より回答していきますのでよろしくお願いします。

6年生保護者の方から
Q:「夏休みのコピー問題はやめてほしい。きちんとした問題集を購入すればよいのでは?」
A:「夏休みの学習教材として、『夏休みの友』を購入しています。算数は1学期の復習の補充問題として問題集をコピー(印刷)しています。この問題集は、『コピーOK』と明示してあるものを使用しています。これと同じような問題集を購入すると約1,400円ほどになります。購入して利用した場合は個人負担が大きくなりますので、『コピーOK』を明示してある問題集を利用していますのでご理解いただければと思います。」

「プリントアウト・コピー・無料配布」OKマーク

文化庁 自由利用マークとは?
リンクはこちらから→
http://www.bunka.go.jp/jiyuriyo/pamphlet.html

花丸 校長室から みんなのために働く子ども

4年生の男子が朝の時間に昇降口の掃除を行ってくれています。
今日でもう何日になるでしょうか。
ボランティアで働いてくれています。
今日のメンバーは7人でした。
どうして毎朝ボランティアで掃除をするようになった聞いた所、その理由が明らかになりました。
それは、4月の道徳の時間に「上級生が学校のために働いているのを見て自分もやってみよう」という内容の学習をしたときから、それを自分も実行してみようと行動に移したのがはじまりです。
最初は一人二人の行動でしたが、次第に仲間が増えてきて最大で12人の児童が昇降口掃除を行ってくれるようになりました。
「みんなのために働くことの喜びや働くことの大切さ」に気づき実践に移した4年生すばらしいです。
道徳の時間に学んだことを実践に移すことはなかなか難しいことですが、誰から言われたわけでもなく毎朝働いている4年生はとても立派です。
4年生がこんな行動をとれたのは、6年生が毎朝階段や廊下の掃除をしているのを見ていたこともいい影響を与えてくれたと思います。
ボランティアでみんなのために学校をきれいにしようという気持ちがあふれている烏山小学校です。
「至誠一貫」「勤労努力」「協同一致」の精神が子どもたちに広がっています。
ありがとうございます。
 
 
 

ノート・レポート 校長室から 学校評議員会

本日10時より第1回目の学校評議員会を開催しました。昨年に引き続き、5名の方々に評議員を委嘱いたしました。
会議では、委員長さんをはじめ各委員の皆様から、学校改善に向けた様々なご意見をいただくことができました。今後の活動に生かしていきたいと思います。
 

ノート・レポート 校長室から 田植えとさつまいも掘りについて

保護者の皆様にご記入いただいた「烏山小学校の教育を充実させるための意見」について回答いたします。全体に関わるものについて”校長室から"より回答していきますのでよろしくお願いします。

今回は、2年生のさつまいも掘りと5年生の田植えについてのご意見に対して回答いたします。
1年生保護者から
Q:「田植えやさつまいも、楽しみにしていた行事がないと聞きました。残念です。」
2年生保護者から
Q:「子供が2年生の時にさつまいも掘りの手伝いをしました。今年も手伝おうと楽しみしていましたが、なくなってしまいたいへんさびしい思いをしました。田植えもなくなり土に触れる機会がなくなりました。さつまいも、田植え、とてもよい経験ができます。またできるようになりませんか?」
3年生保護者から
Q:「田植え、いも掘りなど体験できる行事が学校側で保護者の意見も聞かずにやめてしまうのはどうかと思う。」

A:「
さつまいも掘りと田植えについては、体験の方法や場所の見直しなど検討した結果、学校の教材園を活用して別の形で実施することになりました。土に触れる貴重な体験ができるので継続して実施したい所でしたが、次にあげる理由で計画を変更することとしました。
  1 活動時間1時間に対して往復の移動時間がかかってしまうこと
  2 苗植えと収穫の体験ができるが途中の追肥や草取りなどの世話や成長の過程の観察などができないこと
  3 外国語活動、外国語科の時数の増加に伴い生活科、総合的な学習の時間の計画の見直しが必要になったこと

ボランティアで協力いただく方々にはたいへんお世話になっていますが、子供たちは途中のお世話をする過程を知らずに収穫の体験をさせてもらっていました。生活科と総合的な学習の時間の本来の目標は、自分で植えて育てお世話をすることを通して植物の成長に関心を持つことにあります。

そこで、
さつまいもについては当初の計画では、学校の教材園に植えて収穫まで世話をしながら観察しようと考えていました。しかし、本館と北舎の間の畑では日照時間が不足してさつまいもは十分に育たないと専門家の方からご指摘があり、教材園でさつまいもを育てることは断念しました。教材園にはさつまいもの代わりにトウモロコシなどの野菜を植えて観察することにしました。また、教室のベランダでミニトマトを植えて観察しています。さつまいもの収穫は体験できませんが、他の野菜の収穫を体験することができますのでご理解いただければと思います。

5年生は教育課程がかわり今後外国語が年間70時間、週に2時間入ってきます。そのため、総合的な学習の時間の計画の見直しが避けられない状況となりました。外での活動では移動時間など計画には現れない時間がかかります。5年生の米作りについては、一人一人がバケツで稲を育てる体験に替えることとしました。これまでは田植えをした後の稲の成長過程を観察せずに稲刈りを体験してきました。今年は、稲が株分かれをする所や花を付ける所などを身近で観察することできます。田んぼの泥に入る体験はできませんが、自分で育てた稲が成長する過程を見ることで毎日のように食べる米のありがたさを感じることはできるのではないでしょうか。

たいへん長い説明となってしまいましたが、土に触れる体験は残しながら、植物を育てる過程を通して収穫の喜びを感じることができる今年度からの活動の変更にご理解をいただきたいと思います。