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2018年7月の記事一覧

花丸 校長室から 生活習慣を大切に

陰山先生のコラムから「脳を高いレベルで動かすには、生活習慣をまず大切に」を紹介します。
親が伸びれば、子どもも伸びる。【隂山英男の家で伸ばす! 子どもの学力】より

 子どもが賢くなるというのは、脳の機能が高まるということです。
 脳を高いレベルで動かすためには、
 ・夜は9時までに寝て朝は6時に起きる
 ・豊富な食材を使った湯気の立つような朝食をしっかり食べさせて学校へ送り出す

この二つはよく言われている「早寝早起き朝ごはん」ですね。
さらに、陰山先生がいう大切な生活習慣があります。
 
 ・帰宅後はすぐランドセルの中を片づけさせ、家事の手伝いもさせる
 ・手伝いを終えたらたっぷり体を使って遊ばせる
 ・夕食後は読書や会話を家族で楽しむ
早寝早起き朝ごはん」に続くのは、「読書手伝い外遊び」です。

 勉強は、登校前や帰宅後に「毎日欠かさず15分程度の学習を『てきぱきと』すませる」だけで十分。要は家庭での勉強も歯磨きや入浴のように、毎日の生活習慣のなかに自然に組み込むことが大切なのです。
 子どもの学習活動を支えるのは、気力・体力・活力です。それは正しい生活習慣によって、育むことができます。睡眠時間が少なかったり、朝食を食べずに登校するような子どもの学力や学習意欲がかんばしくないことは、多くの調査で明らかになっています。
 手伝いや片づけが習慣化している子は何事も意欲的にてきぱきとこなすことができ、読書や会話体験が豊かな子は、すべての学習活動の土台となる「言葉」をどんどん獲得していきます。
 ですから子どもを賢くしたいなら、何はなくともまずは「正しい生活習慣」から! となるわけです。
 生活習慣の合い言葉は、「
早寝早起き朝ごはん」「読書手伝い外遊び」です。