2020年7月の記事一覧
和國智恵較 江戸時代の和算に学ぼう11 二廻方曜
和國智恵較(わこくちえくらべ)の二廻方曜を解説します。
二廻方曜と言う並べ事
此の並べ物は上の図の如く、(同心)円に書いて、一から九まで(小円の中に)書入れ 円周上も直径も同じ数になるよ様に並べる事である。
パワーポイントで解説します。
算法童子問 江戸時代の和算に学ぼう10 割合算
算法童子問より、割合算を解説します。
ここに,9280万円の財産がある。これを生前に長男、次男、三男、四男の4人に分け与えることにしたが、その家の家風にしたがって、
長男:次男=7:3
次男:三男=7:3
三男:四男=7:3
の比率で配分することにした。
4人にいくらずつの財産を譲ればよいか。
算法童子問 江戸時代の和算に学ぼう9 ならべものの事
「算法童子問」より、ならべものの事を解説します。
たとえば、碁石十六個を図のように並べる時は、縦横に数えてみて七つずつある。これへ次々と一つ増しに加えて、八つまで加えて、縦横七つずつに並べるやり方は左の様である。
パワーポイントで解説します。
勘者御伽双紙 江戸時代の和算に学ぼう8 旅人算
勘者御伽双紙より、旅人算を解説します。
江戸時代の算術 和算を学ぼうシリーズの第8弾。
たとえば、牛と馬がいる。毎日歩くのに、牛は十里 馬は十五里として、牛が先に行くこと三日である。馬が今日出てから何日たって牛に追い付くか。
パワーポイントで解説します。
塵劫記 江戸時代の和算に学ぼう 入れ子算
塵劫記に出てくる「入れ子算」の解説です。
入れ子算の事
「八つ入れ子、たとえば一升なべ、二升なべ、三升なべ、四升なべ、五升なべ、六升なべ、七升なべ、八升なべがある。この八つのなべを銀四十三匁二分で買った時、一升なべはいくらになるか。」
パワーポイントで解説します。