日誌

カテゴリ:報告事項

ノート・レポート とちぎっ子学習状況調査結果からその2



とちぎっ子学習状況調査の平均正答率と児童質問紙の回答のいくつかに相関関係があることがわかりました。
ポイントとなる学習習慣の一つは、前回紹介した「家で、学校の復習をしている」について「はい」と答えた児童ほど平均正答率が高い傾向が見られました。

シリーズの第2弾は、「テストの間違い直しが大切」です。


○グラフから、どの学年でも「家で、テストでまちがえた問題について勉強している」に対して、「はい」と回答している児童生徒の平均正答率が高いことがわかります。
○また、学年が上がるにつれて、その差が大きくなります。
○「家で、学校の復習をしている」、「家で、テストでまちがえた問題について勉強している」について、学んだことを振り返る習慣が身に付いている児童生徒の方が、教科正答率が高い傾向が見られることがわかります。特に、中2になるとその差が顕著です。
 ◎家庭学習では、授業の復習と間違えた問題を勉強することが大切です。
  テストの間違え直しをして授業の内容をしっかり習得しましょう。
  自主学習ノートをつくって間違えた問題のやり直しをする習慣を付けましょう。


出典:平成30年度とちぎっ子学習状況調査報告書(平成30年8月栃木県教育委員会)

ノート・レポート とちぎっ子学習状況調査結果より

「平成30年度とちぎっ子学習状況調査」の結果から、家庭での学習の様子と教科平均正答率との関係をまとめたものが栃木県教育委員会から出されています。
家庭での学習について、お子様と話をする際の参考にしていただきたいと思い連載記事として掲載します。

学力向上のための良い習慣の一つ目は、「学校の授業の復習をする」です。

○グラフから、どの学年でも「学んだことをふり返る習慣が身についている児童生徒の方が、教科正答率が高い傾向が見られます。
○学年が上がるにつれて、平均正答率の差が大きくなります。
 ○小学生のうちから学校の授業の復習をする習慣が身に付くといいですね。
 ○自主学習ノートに授業の復習をするとよいでしょう。

出典:平成30年度とちぎっ子学習状況調査報告書(平成30年8月栃木県教育委員会)

ノート・レポート 校長室から 保護者アンケートについて回答

保護者の皆様にご記入いただいた「烏山小学校の教育を充実させるための意見」について回答いたします。全体に関わるものについて”校長室から"より回答していきますのでよろしくお願いします。

6年生保護者の方から
Q:「夏休みのコピー問題はやめてほしい。きちんとした問題集を購入すればよいのでは?」
A:「夏休みの学習教材として、『夏休みの友』を購入しています。算数は1学期の復習の補充問題として問題集をコピー(印刷)しています。この問題集は、『コピーOK』と明示してあるものを使用しています。これと同じような問題集を購入すると約1,400円ほどになります。購入して利用した場合は個人負担が大きくなりますので、『コピーOK』を明示してある問題集を利用していますのでご理解いただければと思います。」

「プリントアウト・コピー・無料配布」OKマーク

文化庁 自由利用マークとは?
リンクはこちらから→
http://www.bunka.go.jp/jiyuriyo/pamphlet.html

ノート・レポート 校長室から 田植えとさつまいも掘りについて

保護者の皆様にご記入いただいた「烏山小学校の教育を充実させるための意見」について回答いたします。全体に関わるものについて”校長室から"より回答していきますのでよろしくお願いします。

今回は、2年生のさつまいも掘りと5年生の田植えについてのご意見に対して回答いたします。
1年生保護者から
Q:「田植えやさつまいも、楽しみにしていた行事がないと聞きました。残念です。」
2年生保護者から
Q:「子供が2年生の時にさつまいも掘りの手伝いをしました。今年も手伝おうと楽しみしていましたが、なくなってしまいたいへんさびしい思いをしました。田植えもなくなり土に触れる機会がなくなりました。さつまいも、田植え、とてもよい経験ができます。またできるようになりませんか?」
3年生保護者から
Q:「田植え、いも掘りなど体験できる行事が学校側で保護者の意見も聞かずにやめてしまうのはどうかと思う。」

A:「
さつまいも掘りと田植えについては、体験の方法や場所の見直しなど検討した結果、学校の教材園を活用して別の形で実施することになりました。土に触れる貴重な体験ができるので継続して実施したい所でしたが、次にあげる理由で計画を変更することとしました。
  1 活動時間1時間に対して往復の移動時間がかかってしまうこと
  2 苗植えと収穫の体験ができるが途中の追肥や草取りなどの世話や成長の過程の観察などができないこと
  3 外国語活動、外国語科の時数の増加に伴い生活科、総合的な学習の時間の計画の見直しが必要になったこと

ボランティアで協力いただく方々にはたいへんお世話になっていますが、子供たちは途中のお世話をする過程を知らずに収穫の体験をさせてもらっていました。生活科と総合的な学習の時間の本来の目標は、自分で植えて育てお世話をすることを通して植物の成長に関心を持つことにあります。

そこで、
さつまいもについては当初の計画では、学校の教材園に植えて収穫まで世話をしながら観察しようと考えていました。しかし、本館と北舎の間の畑では日照時間が不足してさつまいもは十分に育たないと専門家の方からご指摘があり、教材園でさつまいもを育てることは断念しました。教材園にはさつまいもの代わりにトウモロコシなどの野菜を植えて観察することにしました。また、教室のベランダでミニトマトを植えて観察しています。さつまいもの収穫は体験できませんが、他の野菜の収穫を体験することができますのでご理解いただければと思います。

5年生は教育課程がかわり今後外国語が年間70時間、週に2時間入ってきます。そのため、総合的な学習の時間の計画の見直しが避けられない状況となりました。外での活動では移動時間など計画には現れない時間がかかります。5年生の米作りについては、一人一人がバケツで稲を育てる体験に替えることとしました。これまでは田植えをした後の稲の成長過程を観察せずに稲刈りを体験してきました。今年は、稲が株分かれをする所や花を付ける所などを身近で観察することできます。田んぼの泥に入る体験はできませんが、自分で育てた稲が成長する過程を見ることで毎日のように食べる米のありがたさを感じることはできるのではないでしょうか。

たいへん長い説明となってしまいましたが、土に触れる体験は残しながら、植物を育てる過程を通して収穫の喜びを感じることができる今年度からの活動の変更にご理解をいただきたいと思います。

ノート・レポート 校長室から 自主学習におすすめは?

自主学習に何をやったらよいか迷ったら、次の二つのポイントがおすすめです。


出典:平成29年度とちぎっ子学習状況調査報告書(平成29年8月栃木県教育委員会)

○グラフから、どの学年でも「家で、学校の授業の復習をしている」に対して、「はい」と回答している児童生徒の平均正答率が高いことがわかります。
○学年が上がるにつれて、平均正答率の差が大きくなります。

 ○小学生のうちから学校の授業の復習をする習慣が身に付くといいですね。
 ○自主学習ノートに授業の復習をするとよいでしょう。


○グラフから、どの学年でも「家で、テストでまちがえた問題について勉強している」に対して、「はい」と回答している児童生徒の平均正答率が高いことがわかります。
○また、学年が上がるにつれて、その差が大きくなります。
○「家で、学校の復習をしている」、「家で、テストでまちがえた問題について勉強している」について、学んだことを振り返る習慣が身に付いている児童生徒の方が、教科正答率が高い傾向が見られることがわかります。特に、中2になるとその差が顕著です。

 ◎家庭学習では、授業の復習と間違えた問題を勉強することが大切です。
  テストの間違え直しをして授業の内容をしっかり習得しましょう。
  自主学習ノートをつくって間違えた問題のやり直しをする習慣を付けましょう。